タイからの観光客を乗せたピーチのバンコク～那覇初便が到着

那覇空港に降り立ったピーチの乗客

　ピーチ（Peach Aviation）は、2月19日に沖縄初となるタイ直行便を就航し、那覇空港からバンコク・スワンナプーム空港への第1便を運航した。その復路であるバンコク～那覇着の第1便が2月20日、那覇空港に到着した。それに合わせ、那覇空港LCCターミナルの到着ロビーでは歓迎式が行なわれた。

タイ語で書かれた横断幕。ピーチと沖縄県とのコラボロゴも配されている

歓迎式にミス沖縄クリーングリーングレイシャスの島袋愛梨さんも華を添えた

　同便は定刻で那覇空港に7時55分着。到着ゲートにはピーチのスタッフと沖縄観光コンベンションビューローが横断幕を掲げ、搭乗客に渡すプレゼントを用意。BGMには沖縄民謡を流し、歓迎のムードを盛り上げた。

　8時頃から続々と搭乗客が降り立ち、ピーチカラーのレイをかけてもらい、プレゼントを受け取った。ピーチのCA（客室乗務員）やミス沖縄と一緒に記念撮影する姿も多く見られた。

Peach客室乗務員よりピーチカラーのレイのプレゼント

タイの「シンハービール」もプレゼントされた

　同便は早々に満席になったとのことで、タイでの期待も高まっていることがうかがえる。タイでのトラベルフェアでも沖縄ブースを大きく構え、PRに力を入れていたとのことなので、その効果も現われているようだ。

　初便の搭乗客は、平日のためか年齢層が高いように見えた。今後、週末や、季節が変われば若い観光客も増えるのではないかと思われる。

　ピーチとしても初の東南アジア直行便であり、沖縄県でも今後東南アジアからの誘客に力を入れていきたいとしており、同便の定期運航はピーチにとっても沖縄県にとっても明るい話題となっている。