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国交省、三菱航空機の国産リージョナルジェット旅客機「MRJ」の試験飛行を許可

2015年10月29日 発表

国産リージョナルジェット旅客機「MRJ」(写真は2014年10月18日のロールアウト時のもの)

 国土交通省 航空局は10月29日、三菱航空機による国産リージョナルジェット旅客機「MRJ」の試験飛行実施のために必要な航空法上の許可申請を許可したと発表した。MRJは、11月9日の週に初の試験飛行を県営名古屋空港(愛知県豊山町)および周辺空域にて実施する予定。

 国土交通省は「MRJの型式証明に向けて、引き続きMRJに対する安全性審査を適切かつ円滑に進めて参ります」とコメントしている。

 なお、国交省が今回許可を行なったのは、以下の3点。
・耐空証明を受けずに行なう試験飛行等の許可(航空法第11条)
・試験飛行のために航空機に乗り組んでその運航を行なう者の許可(航空法第28条)
・一部の装置等を装備せずに試験飛行を行なうことの許可(航空法第60条)

 また、三菱航空機は、許可が下りたのを受けて「今後、高速走行試験及びその評価等を実施し、11月9日の週に予定している初飛行に備えます」と発表した。

(編集部:柴田 進)