私のイチオシ旅行グッズ
多彩な撮影モードを搭載した360度カメラ「RICOH THETA SC2」
2019年12月27日 07:00
- RICOH THETA SC2:3万6800円(リコーイメージングオンラインストア)
世の中にあふれる旅行グッズだが、価格やデザインだけで選んでしまってはもったいない。メーカーの担当者に企画コンセプトを聞いてみると、新たな魅力が発見できるかもしれない。
リコーは、360度カメラのエントリーモデル「RICOH THETA SC2」を発売した。同社 THETA事業部 Sales & Marketingの真砂秀樹氏に開発の狙いを伺った。
――開発の経緯を教えてください。
真砂氏:初めてTHETAで撮影した画像を見た時、多くの方がその映像に驚き、強い関心を持ちます。一方、自分で撮影するとなると、どこで何を撮っていいか分からない、という方がいることも認識しています。そこでTHETA SC2では、いつでも、どこでも、簡単に楽しく360度映像を撮影できることに徹底的にこだわりました。
――どんな機能があるのでしょうか。
真砂氏:特定のシーンで、最適な撮影が簡単にできる「プリセットモード」を搭載しました。自撮りの時は「顔モード」で風景と一緒に自分も綺麗に撮影、電車や車に乗っている時は「車窓モード」で窓の外の風景と車内を同時に撮影、イルミネーションがきれいな場所では「夜景モード」で夜景もポートレートも綺麗に撮影することができます。
――こだわりのポイントは?
真砂氏:本体に状態を表示するOLEDやセルフタイマーモードへの切り替えボタンを搭載したことで、カメラ単体での操作性が向上しています。また、新機能の「アニメーションフォト」では、スマートフォンで撮影した写真とTHETAで撮影した写真を組み合わせた映像を作るという楽しさも味わえます。
――どんな人に使ってもらいたいですか?
真砂氏:普段、スマートフォンでたくさん写真を撮っている方です。THETA SC2ではスマートフォンでは撮影できない映像を撮ることができるので、旅行やイベントだけではなく、気軽に持ち歩いて日々の出来事を360度映像で記録する楽しさを味わえます。360度カメラを使う楽しさを、多くの方に味わってもらいたいです。
――ありがとうございました。