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北海道の高校生が育てた野菜で作ったAIR DOの「スープカレー」
2019年12月31日 12:00
- AIR DO機内販売商品「スープカレー」:1100円
AIR DOは、北海道で農業を学ぶ高校生が作った野菜を使った「スープカレー」を1月1日から機内販売する。この取り組みやこだわりを担当者に聞いた。
――開発の経緯を教えてください。
北海道の農業高校生との取り組みは、2018年の「雪化粧かぼちゃ」を餡に用いた「どら焼き」を機内で無料提供したことに続き、今回が第2弾になります。高校生が生産から加工、消費まで経験できる機会を提供したいと考え、機内販売を企画しました。CA(客室乗務員)にアンケートを行なった結果、野菜が主役となり北海道ならではの料理との理由から、スープカレーが候補に挙がり、開発が始まりました。
――どんな特徴があるのでしょうか。
素材そのものの美味しさが感じられるゴロゴロサイズにカットされた野菜が特徴です。北海道の野菜は味がしっかりしており、そのまま食べてもとても美味しいので、そのよさを活かせるようにしました。豚肉は北海道産であることはもちろんのこと、プロジェクトに参加いただいた高校のOBが生産に携わったものを使っています。
――こだわりのポイントは?
野菜は品種にこだわりました。ジャガイモは煮崩れしにくい「メークイン」を、ニンジンはスープの味に負けない強い甘みのある「向陽2号」を使っています。商品化に際しても北海道の企業さまにお願いをしており、まさに“オール北海道”の取り組みになっています。
――どんな人に購入あるいは食べてもらいたいですか?
地元北海道の方にはもちろん、道外の方にもお試しいただきたいと思います。スープはこの商品のために開発したオリジナルのレシピで、牛スジベースのまろやかな味わいは、お子さまからご年配の方まで幅広い方々に召し上がっていただけるのではないかと思っています。パッケージにはプロジェクトに参加してくれた高校生の写真やメッセージもあります。ぜひ目を通していただき、高校生の想いも感じて下されればと思います。
――ありがとうございました。