旅レポ

いつでも絶品料理を味わえる! ラスベガスのユニークなホテル「クロムウェル」「ノブホテル」

ストリップの角に面したレストランを擁するホテルも

 ラスベガスの老舗ラグジュアリーホテル「シーザーズパレス」は大通り“ストリップ”の中心部に位置しており、5つのタワーに4000室という非常に大規模な施設だが、その周辺にもシーザーズ・エンターテインメントが運営するホテルが立ち並んでいる。

 ここでは、魅力的な食を楽しめるホテルを紹介する。

クロムウェル(The Cromwell Hotel & Casino)

 まずはシーザーズパレスの東向かいに立つ「クロムウェル(The Cromwell Hotel & Casino)」。東向かいといってもシーザーズパレス自体が非常に巨大なので、ラスベガスをよく知る人なら「東向かいはフラミンゴ(Flamingo Las Vegas)では?」と思うかもしれないが、ストリップとフラミンゴロードの交わる角にあるのがクロムウェルだ(ちなみにフラミンゴもシーザーズ・エンターテインメントが運営するホテル)。

クロムウェル(The Cromwell Hotel & Casino)

 クロムウェルにはテレビ出演やグルメブックの著作でも知られるセレブシェフ、ジアーダ・デ・ローレンティス(Giada De Laurentiis)さんの手掛けるレストラン「ジアーダ(Giada)」がある。ストリップの角に面した壁一面の大窓が特徴で、カリフォルニアテイストを加えたイタリアンを楽しむことができる。

 記者も取材日とは別の晩に訪れたが、「素材の安全にもこだわった」というイタリアンのコースはプリモもセコンドも繊細で、ワゴンで運ばれてくるデザートは選択肢が多すぎて目移りしてしまうラインアップだった。ちなみにその前日にジアーダさん本人が来店していたそう。会えなくて残念。

レストラン「ジアーダ(Giada)」
ジアーダさん本人が集めたというアートで飾られた内装
屋上プールクラブの「ドライズ・ビーチクラブ&ナイトクラブ(Drai's Beachclub & Nightclub)」
クロムウェルの客室

ノブホテル(Nobu Hotel)

 もう1軒は、シーザーズパレスのなかにある「ノブホテル(Nobu Hotel)」。日本でも「NOBUレストラン」で知られるオーナーシェフの松久伸幸さんが手掛けたホテルで、シーザーズパレスの敷地の中央部分に位置するタワー。

 182室のうち18室がスイートで、ラグジュアリーかつ和を感じる落ち着いた内装が特徴だ。俳優のロバート・デ・ニーロが共同出資とクリエイティブディレクションを行なっていることでも知られる。

 シーザーズパレスの「ノブレストラン(Nobu Restaurant)」は特に鉄板焼きで知られているが、ノブレストランから24時間いつでも料理を客室に運んでもらうことができる。

シーザーズパレス内にあるノブホテルの入口
ノブホテルの客室
ノブホテルのヴィラ

編集部:松本俊哉