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JR東日本、運賃改定に伴い往復割引を廃止。乗り放題パス/Wきっぷ/しなの回数券など、値上げ後はいくらになる?

2026年3月14日 改定
JR東日本の運賃改定は今週末に実施

 JR東日本は、3月14日に運賃改定を実施する。これに伴い、往復乗車券・連続乗車券は3月13日をもって発売終了。片道の営業キロが601キロ以上の場合に適用していた往復割引も廃止する。

 終売の理由として、交通系ICカードの普及やインターネット予約による割引商品など、乗車方法の選択肢が拡大し、往復乗車券・連続乗車券の利用が減っていることを挙げている。13日までに購入した乗車券は、有効期間満了まで利用可能。

 また、回数券・フリーパス・モバイルSuica限定などの「おトクなきっぷ」についても、14日から各種値上げとなる。

 エリアを限定したフリーパスタイプは17商品が対象。例として東京都区内の駅が1日乗り降り自由の「都区内パス」は760円から870円に、新潟エリアが2日間乗り降り自由の「えちごツーデーパス」は2800円から3300円に改定する。

 東北エリアで片道乗車券2枚をセットにした「Wきっぷ」も最大200円を値上げするほか、「しなの」で使える6枚つづりの特急回数券(しなの回数券)についても最大420円の値上がりとなる。

 主なきっぷの改定内容は以下のとおり(料金はいずれも大人)。

  • 都区内パス(東京都区内エリア):760円→870円
  • 東京フリーきっぷ(東京都区内エリア+地下鉄):1600円→1720円
  • 休日おでかけパス(東京近郊エリア):2720円→2950円
  • のんびりホリデーSuicaパス(東京近郊エリア):2670円→2850円
  • 小さな旅ホリデー・パス(南東北エリア):2720円→2850円
  • ぐんまワンデーローカルパス(群馬エリア):2500円→2600円
  • えちごツーデーパス(新潟エリア):2800円→3300円
  • 信州ワンデーパス(長野エリア):2680円→2830円
  • Wきっぷ(仙台~山形):1560円→1640円
  • 在来線自由席回数特急券(名古屋〈市内〉~長野):3万8280円→3万8700円
価格改定を行なう「おトクなきっぷ」一覧表(案内パンフレットより引用)※画像を開いてからクリックで拡大

 このほか、乗車券・特急券をセットにしたえきねっと限定の「新幹線eチケット」(「トクだ値」含む)および「特急トクだ値」についても料金を改定する。東京駅~新青森駅間で「はやぶさ」の新幹線eチケット(基本商品、通常期)を利用する場合、発売額は現行の1万7470円から1万7910円に引き上げる。

 3月13日以前に購入した乗車券は、一部のデジタルチケットを除き、有効開始日が改定以降となる場合でも差額なしで利用可能。えきねっとで購入する乗車券の場合は、決済日が購入日の扱いとなる。

 なお、えきねっとでは3月11日~13日の間、一時的にコンビニ・金融機関・駅での支払いが利用できなくなる(セブン-イレブンでの現金支払いのみ3月11日は取り扱い可)。また、4月14日~20日乗車分の列車は3月7日から14日5時まで事前受付を休止する。

えきねっと限定商品の主な改定内容
改定直前は決済や事前受付に制限が発生する