旅レポ

幻想的な光の祭典や地元の人気観光地、グルメを満喫。初めての台南、台北旅(その3)

定番の鶏肉飯と日帰りで行ける北部・烏来郷 編

最終日は台北からクルマで1時間の烏来へ

 3月1日~3日にかけて、台湾観光局が主催した台南と台北を紹介するプレスツアーに参加して、台湾で有名な光の祭典「台湾ランタンフェスティバル」や地元でも人気の観光地を巡った、初めての台湾旅。

 最終回は、嘉義で食べた美味しいローカルフードと、日帰りで楽しめる北部の烏来を紹介したい。

嘉儀に来たら絶対食べたい定番ローカルフード

 台南の中心部から嘉儀県へ移動した2日目の朝。夕方から始まる「台湾ランタンフェスティバル」を待つ間に、定番のローカルフード「鶏肉飯」が食べられる店「劉里長雞肉飯」へ。

 2階建ての店の中は、絶えず人がやってきて地元民にも人気なのがうかがえた。注文票に記入して注文したのち、運ばれてきた「鶏肉飯」(30台湾元、約108円、1台湾元=約3.6円換算)は、ご飯の上に油で揚げたエシャロットとお肉が乗っているだけのとてもシンプルなもの。しかし一口食べてみると、噛めば噛むほど口の中に鶏の旨味が広がって、気が付いたら勢いで完食してしまった。

 記者はさっぱりめのキュウリのスープ(15台湾元、約54円)を一緒に注文したが、鶏肉飯との相性もとてもよかった。店は6時30分に開店して14時30分には終わってしまうので、営業時間には注意が必要だ。

鶏肉飯(30台湾元、約108円)。見た目はとてもシンプルでローカル感たっぷりだが、噛めば噛むほど旨味が出てきてとても美味しい
黄色い看板が目印の「劉里長雞肉飯」
鶏肉飯(手前)とキュウリのスープ(奥)、たけのこのマヨネーズ添え(右)。このマヨネーズは台湾マヨネーズで少し甘めにできている
劉里長雞肉飯

所在地:嘉義市公明路197号

暑さも忘れる台湾かき氷

イチゴのかき氷(70台湾元、約252円)
あずきとミルクも美味しそうだった
今回訪れた打猫冰果室

 さらに台湾と言えば、やはり台湾かき氷。訪れた店は迷ってしまうほど種類が豊富だったので(40種類ほど)、記者は旬だったイチゴをトッピング。新鮮なフルーツを使ったかき氷がお勧めのようだ。

 そして、夜は嘉儀県に戻り光の祭典「2018 台湾ランタンフェスティバル in 嘉儀」で花燈と呼ばれるランタン(日本のねぶたの山車灯籠のようなもの)を楽しみ、台北へ移動した。

台北から日帰りで楽しめる烏来郷へ

烏来郷の入り口

 台湾で最後に訪れたのは、台北からクルマで1時間ほどのところにある烏来郷。ここは、日帰り温泉を楽しむ場所として知られている。早速入り口となる橋を渡ると、現地の食材や土産を売る店が並ぶ老街があり、地元民が観光客を出迎える。

いろいろなお店が立ち並ぶ老街
カラフルな果物が並ぶ
お店がたくさんあって目移りしてしまう
新鮮な野菜もあった
通りの最後にある「山猪肉香腸」専門店
マーガオという香辛料。レモングラスのような香りがする

 温泉街での食べ歩きは万国共通なのか、ここでは猪の肉にマーガオと呼ばれる香辛料を混ぜ込んだ「山猪肉香腸」(1本35台湾元、約126円)を販売していた。独特の香辛料の香りと甘い味わいが特徴の台湾ソーセージで、香ばしい香りに誘われて記者も食べてみた。弾力がありとてもジューシー。アツアツのうちに食べるのがお勧めだ。

「山猪肉香腸」(1本35台湾元、約126円)。猪の肉にマーガオと呼ばれる香辛料を混ぜ込んだ独特の香辛料の香りと甘い味わいが特徴の台湾ソーセージ。香ばしい匂いに誘われて、観光客があとを絶たない

 橋を渡るとトロッコ乗り場があり、トロッコで上っていくと滝やホテル、土産屋などがあり、のんびりとした時間を過ごすことができる。線路に沿った遊歩道もあるので歩くこともできるが、窓を吹き抜ける風を感じながらトロッコから眺める景色もとてもよいのでお勧めだ。ちなみに、カーブに差し掛かると轟音を立てながらジェットコースター並みのスリルも味わえるので、ぜひ楽しんでもらいたい。

この橋を過ぎるとトロッコ乗り場がある
トロッコ乗り場に到着
小さくてかわいらしいトロッコ。滝駅までは3~4分
トロッコからの景色。通り抜ける風が心地よい
温泉郷に到着
桜も咲いていた
烏来の滝
自然豊かで水がきれい
烏来郷

 3日間に渡って台南と台北を巡った今回のプレスツアー。この時期しか見られない伝統的な祭りや、地域独特の食文化、ノスタルジックな雰囲気を楽しむことができた。台南や台北はメジャーな場所だが、行く時期や地域によって違う表情を見せ、新しい発見があるのも魅力的だ。ぜひ、春の台湾も楽しんでみてはいかがだろうか。

編集部:峯岸麻美