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箱根十国峠、新モビリティ「スロープカー」2027年夏導入へ。ケーブルカー老朽化に伴い

2027年夏 運行開始
ケーブルカー老朽化に伴う設備更新で、新たな乗り物「スロープカー」を導入

 富士急グループの十国峠は、箱根と熱海の中間に位置する展望スポット「十国峠」(静岡県田方郡函南町桑原)において、新モビリティ「スロープカー」を2027年夏から導入する。

 山麓森の駅~山頂パノラマテラスをつなぐ、現行の鋼索鉄道「ケーブルカー」に代わる乗り物で、360度の絶景が楽しめる“動く展望台”に生まれ変わるという。

 デザインは、芦ノ湖の遊覧船「箱根遊船 大茶会」(2025年12月就航)、熱海~初島間の高速船「初島リゾートライン 金波銀波」(2025年7月就航)などを手掛けたイチバンセン 川西康之氏が担当。“十国”にちなんだ十角形の切子フォルムに、床から天井まで届く大型ガラスを全周に配備している。

 設置から約70年が経過した現行ケーブルカーは今回の設備更新により運行を終了する。

現行の「十国峠ケーブルカー」。山麓から山頂まで全長約320mをつなぐ
新モビリティ「十国峠スロープカー(仮称)」。定員80名(40名×2両編成)、自走式モーター駆動で、片道所要時間は約4分
山頂には、展望デッキやカフェ、モニュメントなど整備した「PANORAMA TERRACE 1059」が広がる