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JR武蔵野線と西武池袋線、2028年度に直通運転開始。半個室付き観光特急を導入、秋津駅の乗り換えルートも改善

2026年5月19日 発表
直通運転する臨時列車のイメージ

 JR東日本と西武鉄道は5月19日、JR武蔵野線~西武池袋線間の連絡線を活用し、直通運転を行なうことに合意した。運行開始時期は2028年度を予定している。

 JR線・新秋津駅から西武線・所沢駅の間には、新造車両の搬入や西武鉄道多摩川線の車両検査のため、JR東日本の線路を通じて西武鉄道の車両を輸送する際に使用する連絡線があるとのこと。

 現在は車両の搬出入時にのみ使用しているが、今回合意した直通運転では、この連絡線を新たなネットワークとして活用し、新秋津駅構内と所沢駅を両社線の入口として、沿線観光地やイベントを目的地として結ぶことを目指す。

 具体的な目的地として、JR東日本は小田原・湘南エリア、房総エリア、新幹線接続、東京ディズニーリゾートを、西武鉄道は秩父エリア・ベルーナドームを挙げている。西武線の所沢駅以遠から熱海駅・勝浦駅・舞浜駅などに、より少ない乗換回数でスムーズな移動を実現するとのこと。

対象路線と接続する沿線観光地の位置図

 直通運転する臨時列車では、一般席に加え、半個室やソファ席を備えた特別感のある客室にて、ゆったりとくつろぎながら移動できるサービスを提供する。

 なお、直通運転に使用する車両は、西武鉄道10000系「ニューレッドアロー」をリニューアルした新宿線観光特急に、JR東日本線への乗り入れに必要な改造を施したものを導入する予定。

使用車両は、西武鉄道10000系「ニューレッドアロー」をリニューアルした新宿線観光特急をベースにするという

 さらにJR線・新秋津駅~西武線・秋津駅間では、乗り換え通路の整備を推進。供用開始時期は2030年代前半(予定)、雨に濡れない全天候型のバリアフリールートを計画している。

 現在、新秋津駅から秋津駅までの改札間は約400m離れており、ホームからの移動距離を含めると総移動距離は約600m。歩車分離されておらず、所要時間は8分程度となっている。

JR線・新秋津駅~西武線・秋津駅間の乗り換え通路も整備する