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成田空港、新滑走路は供用見通し示せず。B滑走路の延伸部を2029年度内に先行供用。全用地の確保率は89.7%
2026年4月2日 17:34
- 2026年4月2日 発表
NAA(成田国際空港)は4月2日、代表取締役社長の藤井直樹氏が国土交通大臣の金子恭之氏と面会し、成田空港の機能強化の進捗について報告した。
B滑走路は現在の2500mから3500mへ延伸、C滑走路はターミナルから見て南東側に3500mで新設する予定で、ともに2025年5月から本格着工している。これにより、年間発着回数は現状の30万回台から50万回へ拡大する見込みで、当初計画では2029年3月31日を供用開始日としていた。
NAAの説明によると、用地の必要面積の1099ヘクタールのうち3月末時点の確保率は89.7%で、うちB滑走路は99.5%、C滑走路は88.7%となっている。
B滑走路の延伸部分の用地は確保できているため、B滑走路の延伸部を先行供用するとしており、2029年度内を目指す。
一方、C滑走路は現時点で見通しを示しておらず、同社は「任意取得に向けて努力は継続しつつ、最終的に用地取得を確実にするためには土地収用制度の活用も必要と考えている」とした。
B滑走路の先行供用を「2029年度内」としているのは、北向きだけでなく南向きにも発着できるよう誘導路を追加整備する必要があるためで、この点についてもまずは地域関係者への説明を行なっていく。なお、B滑走路を先行供用しても発着枠は最大34万回のままで変更はないとのこと。
報告を受けて金子大臣もコメントを出した。「B滑走路の先行供用の実現に向けて地元の理解を丁寧に得ること」「C滑走路は(用地の)任意取得の実現に向けた取り組みに限界が見えつつあり、機能強化の重要性・地域の期待を鑑みると土地収用制度の活用が必要な状況であることは理解するが、地元の理解を丁寧に得ること。任意取得の実現に向けた取り組みは継続すること」と述べている。























