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小田急、仙石原「箱根ハイランドホテル」2027年秋リニューアル。全65室すべて温泉付き、鮨屋や個室スパも設置
2025年11月13日 16:54
- 2027年秋ごろ 開業
小田急電鉄と小田急リゾーツは、小田急電鉄が保有する高原リゾート「箱根ハイランドホテル」(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原品の木940)について、2027年秋ごろにリニューアルオープンする計画を推進していると発表した。従前のホテルは2025年5月に営業を終了し、12月には解体を含む工事に着手予定とのこと。
旧財閥の別邸をルーツに持つ同ホテルのリニューアルコンセプトは「箱根の大自然に包まれた森の別邸」。1万3000坪の敷地に広がる芝庭と森林、そして大涌谷の稜線を望む立地を最大限に活かしつつ、既存棟の建て替えや改装を行ない、全65室を設ける。敷地面積は4万2052m2(変更なし)、リニューアル後の延床面積は8122m2。
客室は全室温泉付きで、客室棟(約50m2のスタンダード46室・2~3名対応、約100m2のスイート4室・最大4名)、森のレジデンス棟(全15室)の2棟に整備。客室棟の約半数は芝庭越しに大涌谷を望む絶景ビューを、残る半数は森林に面した静寂な眺望と半露天風呂を楽しめるという。
近隣の芦ノ湖畔にて、小田急リゾーツが愛犬特化型ホテル「RETONA HAKONE」(リトナ箱根)を12月に開業するため、これまで設置していた「ドッグフレンドリールーム」は廃止する。
食事は、かつて提供していた薪火焼き料理を復活(約100席)。さらに、個室利用が可能な高級鮨屋をサブダイニングとして新設(約10席)し、和洋選べるようになる。
温泉は、従来の大涌谷温泉(白濁湯)に加え、新たにホテル敷地内に掘削した「箱根仙石原品の木温泉」(透明湯)を提供。また「温浴棟」の設備を改修し、ペア利用に対応する個室を設けるとのこと。


























