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箱根登山電車、14年ぶり新型車両4000形。先頭車は展望車両に
2025年12月23日 12:43
- 2028年度 導入
小田急箱根は、箱根登山電車に14年ぶりの新型車両「4000形」を2028年度から導入する。
外観は眺望性と柔らかさを兼ね備える流面形の前面形状とするほか、メインカラーには同社オリジナルの「バーミリオンはこね」を配色、箱根登山電車とスイスの姉妹鉄道（レーティッシュ鉄道）をイメージした赤基調でまとめる。
客室は3000形（アレグラ号）と同等の大型窓に、窓側へ向かって角度を付けた座席を一部で採用する。また、ピラーには箱根伝統の寄木細工デザインを取り入れて華やかな印象を演出するという。
先頭車は前方の景観を楽しむ展望車両と位置付け、車椅子スペースや大型手荷物を収納するためのラゲッジスペースも初めて導入する。一方、中間車両はボックスシートの片側を1列にして座席幅と通路幅を拡大、ゆったりとした室内空間を実現する。
