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都営大江戸線、延伸計画案を公表。光が丘~大泉学園町の約4kmに3駅を新設、1日約6万人の利用者増

2025年10月15日 公表
大江戸線延伸の検討状況を公表

 東京都は10月15日、大江戸線の延伸について、光が丘駅から北西に約4km延長し、土支田駅(仮称)、大泉町駅(仮称)、大泉学園町駅(仮称)の3駅を新設する計画案を公表した。

 国の交通政策審議会による答申第198号(2016年4月)において「地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト」の1つとして位置づけられたことを踏まえ、東京都が練馬区と連携し、事業化について検討を進めてきたもの。

 計画案では3駅のほか、延伸に伴う車両編成の増加に対応するため、既存の高松車庫を改修し、大泉学園町駅(仮称)では車両の折り返しに必要な線路(引上げ線)の整備も行なうとしている。

 現時点での概算事業費は約1600億円(税別)で、旅客需要は1日あたり約6万人増加、開業から40年以内に累積損益収支が黒字転換する見込み。事業性の検証を行なっている段階であり、開業想定時期などは公表していない。

大江戸線延伸(光が丘~大泉学園町)の位置づけと検討経緯
路線概要
今後の手続きなど
今後の検討事項