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ソラシドエア、地域PRラッピング機「プロ野球沖縄スプリングキャンプへGO!」を就航

ミス沖縄も参加して那覇空港で就航セレモニーを実施

2015年12月15日 就航

 宮崎県に本社を置くソラシドエアは12月15日、沖縄県のプロ野球キャンプ応援機「プロ野球沖縄スプリングキャンプへGO!」を就航した。

 ソラシドエアが展開する地域振興・機体活用プロジェクト「空恋」を、沖縄県が「プロ野球沖縄SPRING CAMP2016」プロモーションに活用し、プロ野球キャンプ地として人気の高い沖縄をさらに知ってもらおうとアピールするもの。同プロジェクトにおいて15機目の機体活用となる。

 キャンペーンのロゴを機体に配したボーイング 737-800型機(登録記号:JA811X)を、那覇(沖縄)発着の鹿児島、宮崎、神戸、名古屋、石垣の5路線18便で運航する。運航期間は2015年12月15日~2016年3月末を予定。

 同機の第1便運航となるSNJ26便(那覇14時25分発~神戸16時20分着)出発に先立ち、沖縄県文化観光スポーツ文化スポーツ統括監 大城壮彦氏、沖縄観光コンベンションビューロー会長 平良朝敬氏、ソラシドエア代表取締役社長 高橋洋氏らの出席のもと、就航記念セレモニーが行なわれた。

沖縄県文化観光スポーツ文化スポーツ統括監 大城壮彦氏
沖縄観光コンベンションビューロー会長 平良朝敬氏
株式会社ソラシドエア代表取締役社長 高橋洋氏

 高橋社長は「沖縄の、スポーツランドとしての魅力を全国にアピールしたい」と挨拶。那覇がソラシドエアにとって重要拠点となりつつあり、現在の9往復18便をさらに伸ばし、沖縄にとってもなくてはならない航空会社に、と意気込みを語った。

ミス沖縄を迎え、3氏によるテープカット
就航記念セレモニーの会場
フォトセッション

 沖縄県はプロ野球の春期キャンプ地として人気が高く、2015年は日本と韓国を合わせて16球団がキャンプイン。2016年は15球団がキャンプを行なう予定だ。

 選手にとっては温暖な気候のもとで練習やリハビリをできるメリット、沖縄県にとっては観光資源の1つとして経済的なメリットがある。キャンプシーズンには、県内の野球ファンはもとより、県外、海外からも野球ファンが駆け付ける。

 キャンプ中にはさまざまなイベントやプレゼントなども企画しているという。同機の運航も合わせて、2016年のキャンプも大いに盛り上がるだろう。

あいにくの曇天であったが、初便のSNJ26便が無事に出発した

(大城和歌子)