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宮崎県都城市が羽田空港で地域PRイベント、タレントの猫ひろしさんを大使に任命
ソラシド エアの機体を活用して地域振興、プレゼント抽選会は10月5日まで
(2015/10/2 13:40)
- 2015年10月1日 実施
ソラシド エア(スカイネットアジア)が取り組む地域振興機体活用プロジェクト「空恋~空で街と恋をする~」の第14弾となる、宮崎県都城市の「肉と焼酎のふるさと都城号」の運航が10月1日に開始された。
この運航開始を記念して羽田空港国内線旅客第2ターミナルで、都城市のPR活動を展開。都城観光レディとゆるキャラのぼんちくんが同市のPRを行なった。PR活動ではガラポン抽選会も実施され、同市の名産品である鶏の炭火焼きや焼酎などの名産品や羽田空港~宮崎空間間の往復航空券がプレゼントされる。抽選会は10月5日まで行なわれ、期間中は9時から18時まで実施される。
会場では、カンボジア人でお笑い芸人・マラソン選手の猫ひろしさんが、同市のPR活動を行なう「みやこんじょ大使」に任命され、都城市の池田宜永市長から委嘱状とたすきが手渡された。
猫さんは10年ほど前の駆け出しの頃、都城盆地祭りに招かれたことがきっかけで、都城圏域の特産品宣伝大使を務めた。毎年2月に行なわれる南九州駅伝では地元参加チームのアンカーを務めるなど、同市と古くから縁がある。「これからは肉と焼酎の街、都城を日本中、カンボジア中に広められるようにがんばります。にゃぁ~!」と挨拶し、空港を訪れていた旅行客からの記念撮影に応じた。
同市の池田宜永市長は「都城市は肉と焼酎のふるさと、都城市は牛、豚、鶏肉の生産高が市町村別の日本一で、宮崎牛を多く生産している地域。焼酎どころでもあり、日本一の売上高を誇る霧島酒造もある。まさに日本一の肉と焼酎のふるさとだと自負している。ぜひとも都城を知っていただきたい。」と都城をアピールをした。
都城市は宮崎県第2の都市で、宮崎市から南西に約50kmほどの場所に位置している。宮崎市と鹿児島市のほぼ中間にあり、宮崎空港と鹿児島空港の両空港にも40~50分ほどとアクセスも良好。文化的にも歴史がある街で、日本の武家でもっとも古いとされる島津氏の歴史も都城が始まり。現在でも伝統的な武具の生産が盛んで、和弓の生産では全国で約9割のシェアを持つ。
現在の都城市は2006年1月に都城市、山之口町、高城町、山田町、高崎町の1市
氏4町が合併し誕生した。来年2016年には新市制10周年を迎えるにあたり、特産品である“日本一”と誇る肉と焼酎をPRする。
航空券を提供したソラシドエアの高橋洋社長は「何を食べるか迷うくらい美味しいものがたくさんあり、温泉や星空などゆったりできる環境。穏やかで謙虚な県民性もあり、地元が魅力に気がついていない点も多いので、地元と連携をしてきめ細やかに地域の魅力を伝えたい。」と魅力を語り、首都圏から都城までのアクセスを地域の企業と連携して実施したいとの今後の考えを示した。