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都営地下鉄「翻訳対応透明ディスプレイ」導入拡大。浅草/日比谷/新宿西口駅など新たに6駅

2025年3月13日 導入開始
窓口で相手の顔を見ながら翻訳結果が確認でき、透明ディスプレイ上に翻訳結果をテキスト表示

 東京交通局は3月13日、音声翻訳13言語に対応した透明ディスプレイ「VoiceBiz UCDisplay」を新たに都営地下鉄6駅へ導入した。

 導入場所は、都営浅草線 浅草駅/新橋駅、都営三田線 日比谷駅、都営大江戸線 新宿西口駅/上野御徒町駅/国立競技場駅、および各駅の駅長事務室内。2024年2月から都営大江戸線 都庁前駅で試験導入しており、今回の導入で7駅に拡大される。

 VoiceBiz UCDisplayは、窓口で相手の顔を見ながら翻訳結果を確認できたり、透明ディスプレイ上に翻訳結果をテキスト表示したりできるユニバーサルコミュニケーションシステム。

 対応言語は日本語、英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語(ブラジル)、ミャンマー語、フィリピン語。音声入力とキーボード入力の字幕表示により、聴覚や言語に障害のある人などへのスムーズな対応が可能になる。