国交省、大雪に対する緊急発表。10日にかけて交通に影響、テレワーク活用するなど不要不急の外出控えて

大雪の影響で車両の立ち往生、道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延・運休が発生するおそれ

　国土交通省は1月8日、大雪に対する緊急発表を行ない、1月10日頃にかけて日本付近の上空に強い寒気が流れ込むとして外出時の注意を呼びかけている。

　8日～9日は日本海で雪雲が発達するため、9日を中心に東北地方の南部、日本海側、北陸地方、東海地方では降雪が強まり、平地でも大雪となる地点がある予想。

　やむを得ず自動車を運転する場合は、冬用タイヤやチェーンといった冬用装備の携行を促している。また、降雪状況により広範囲で高速道路と並行する国道が同時に通行止めとなる場合があり、大雪が予想される地域では、公共交通機関においても大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生する可能性がある。

　最新の気象情報や交通情報を確認するとともに、大雪の場合はテレワークの活用などを含め不要不急の外出を控えるよう案内している。

本州の日本海側を中心に降雪が続き、平地でも大雪となるおそれ

過去（2024年1月24日～）の大雪では、E1名神高速道路関ヶ原IC付近において車両の立ち往生が発生し、通行止めの解除までに最大34時間を要した事例もある

冬用タイヤやチェーン未装着車両によるスリップ事故の例

ドライバーは冬用タイヤ装着と、チェーン、スコップ、砂など冬用装備の携行を