2025年桜の開花は平年並み。トップは高知・福岡・鹿児島で3月22日、東京は3月24日

2025年桜の開花時期は全国的に平年並みの予想

　日本気象は1月9日、北海道から鹿児島まで約1000か所のソメイヨシノについて、「2025年第1回桜の開花・満開予想」を発表した。

　1月～3月は全国的に平年並みか平年より高めの気温になる予想で、今シーズンの開花時期は平年並みになるという。昨年10～11月の高温の影響で花芽が再び生長を始める休眠打破の時期は平年より遅くなる見込みだが、休眠打破の遅れを取り戻し、3月22日ごろに高知・福岡・鹿児島で開花がスタート、その後、関東甲信・東海・中国地方で続々と開花し始めると予想している。

　高知・福岡は平年と同じ、鹿児島は4日早く、東京では平年と同じ3月24日ごろに開花を迎える見込み。

2025年主な都市の桜開花・満開予想日。最も早い地点で3月22日に高知・福岡・鹿児島で開花がスタート

桜が現在どの段階にあるかを視覚化した「2025年桜開花メーター」。桜の花芽は開花前年の夏につくられ、休眠、覚醒（休眠打破）、生長を経てはじめて開花する

天気・防災サイト「お天気ナビゲータ」内の桜情報コーナー「桜ナビ」