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JR北海道、観光列車「赤い星」「青い星」運行ルートを発表。現「ノロッコ号」車両は2025年度で運行終了

2024年12月18日 発表

観光列車「青い星」完成予想図(2024年4月発表)

 JR北海道は12月18日、2026年度に運行開始する観光列車「赤い星」「青い星」において、運行時期とルートの概要を発表した。

 本プロジェクトは、豪華で上質な旅をトータルプロデュースする新たな観光列車「スタートレイン計画」として4月に始動したもの。具体的な運転日・時刻、車内サービスや駅での「おもてなし」料金、販売方法などは2025年度春に発表予定としている。

「赤い星」編成の運行時期とルート

(1)4月下旬~7月中旬: 釧網線 釧路~知床斜里
(2)7月下旬~11月上旬: 北海道周遊(旅行会社主催の貸切列車として運行)
(3)1月下旬~3月上旬: 函館線・石北線 札幌~網走

「青い星」編成の運行時期とルート

(4)6月上旬~9月中旬: 富良野線 旭川・美瑛~富良野
(5)1月下旬~3月上旬: 釧網線 網走~知床斜里

 なお、同エリアを運行する「くしろ湿原ノロッコ号」「富良野・美瑛ノロッコ号」では、老朽化の進行や使用部品の生産中止が相次いでいるという。これを踏まえて、現行の「ノロッコ号」車両(機関車+展望客車)での運行は、2025年度をもって終了する。

運行ルート
車両の改造状況