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JR北海道、水戸岡デザインの観光列車「赤い星」「青い星」2026年春運行開始。キハ143形を改造

2024年4月17日 発表

キハ143形を改造した観光列車「赤い星」

 JR北海道は4月17日、観光列車「赤い星」「青い星」を2026年春に運行開始すると発表した。

 道内を周遊するクルーズトレインとしても活用できるよう「新たな北海道に出逢い沿線を楽しく元気にする」をコンセプトに、キハ143形を改造しグレード差を設けた2編成(各4両)を製作する。

 車両インテリア・エクステリアのデザインを担当するのは、JR九州「ななつ星 in 九州」などを手がけるドーンデザイン研究所・水戸岡鋭治氏。

 赤い星編成はラグジュアリークラスで、定員は100名程度。個室、セミコンパートメント、ボックス席のほか、ラウンジや茶室、展望室などを設置し、主に釧網線での運行を予定している。

 青い星編成はプレミアムクラスで、定員は200名程度。全車に展望室、荷棚、大型荷物置き場を設置し、主に富良野線での運行を計画している。

「青い星」車両イメージ
「赤い星」セミコンパートメント
「赤い星」ラウンジ+バー+コンビニショップ
「青い星」客席
「青い星」展望室