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星野リゾート、温泉旅館「界 箱根」2025年8月リニューアル。東海道の旅人を癒やした“茶屋空間”を新設

2024年10月17日 発表

星野リゾートの温泉旅館「界 箱根」(9月から休館中)が来夏リニューアルオープン。中庭に、滞在中何度でも利用できる茶屋空間を新設

 星野リゾートは、温泉旅館「界 箱根」(神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋230)を2025年8月1日にリニューアルオープンする。一般予約受付は2025年4月中旬に開始予定。

 箱根湯本に佇む全室リバービューの宿で、一枚の風景画を眺めるような半露天の大浴場や伝統工芸の寄木細工を活かした館内、客室のインテリアが特徴。

 今回、コンセプトを新たに「東海道の歴史に浸る、箱根ごこちの湯宿」とし、中庭に茶屋を中心としたくつろぎのパブリックスペースを新設する。江戸時代、旅人が疲れを癒やすために立ち寄った憩いの場の茶屋から着想したもので、宿泊客は到着後や夕食後に家族や仲間と自由に団らんして過ごすことができる。

 そのほかの一部客室を東海道の旅人由来の文化を取り入れたデザインに改装し、体験アクティビティ「ご当地楽」にも新たなコンテンツを用意する予定。

紅葉シーズンの半露天風呂。すべての客室からも湯坂山と須雲川を望み、四季折々の景色を楽しめる
箱根寄木細工の魅力だけでなく、東海道の旅人たちが育んできた歴史や文化に触れられる温泉宿へ進化する
一枚の風景画のような新緑が美しいグリーンシーズンの半露天風呂
星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」。2024年には宮城県「界 秋保」、岐阜県「界 奥飛騨」が誕生し、2026年には北海道「界 テシカガ」が開業予定