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松坂屋名古屋店、11月からリニューアル。89ブランドが新規出店、国内百貨店初の和酒熟成庫も

本館100周年で

2024年11月~2025年秋 リニューアル

本館8階「オープンギャラリー」と「美術画廊」

 松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3-16-1)は、現在の本館が100年を迎えるにあたり、11月から2025年秋にかけて大規模リニューアルを実施する。

リニューアル概要

リニューアル面積: 約2万7000m2(全館面積8万6758m2
展開ブランド数: 211ブランド(新規展開89ブランド)

リニューアルオープン時期

2024年11月中旬: 本館4階
2024年11月下旬: 本館3階、北館地下1階
2024年12月中旬: 本館5階(レディスファッション)、8階
2025年春~夏: 本館5階(こども服)、6階、7階、屋上
2025年秋: 北館6階

売場面積の変化(対リニューアル前)

ラグジュアリー: +40%
アート: +145%
婦人服: -61%(既存ブランド対比-72%)

リニューアル対象フロア
リニューアル概要

本館3階・4階(ファッション・ライフスタイル)

 フロアを構成するショップの約6割を新たに導入する。うち約3割が東海地方初出店。全ブランドが新規店舗となる「新たなファッションゾーン」では、海外のファッションシーンに挑戦する国内発のデザイナーブランドやジュエリーブランドを展開する。

本館3階
本館4階の新たなファッションゾーン

本館8階(アート)

 国内百貨店初の取り組みとして、1つのフロアをアートのための空間に全面リニューアル。「東海エリアのアートマーケットのハブに」をコンセプトに、2つの画廊に加え、フロアの中心にはオープンなギャラリーとカフェを新設する。

本館8階
カフェ

北館地下1階(酒・レストラン)

「お酒の元につながりが生まれる場所」をコンセプトに、お酒の売場面積を2.9倍、品揃えを2.7倍に拡大。国内の百貨店で初の試みとなる和酒熟成庫を併設するほか、セミナーや情報発信を行なう会員制サロンを新たに設ける。

北館地下1階

北館6階(ラグジュアリービューティサロン)

 ラグジュアリーコスメブランドの国内初展開となるサロンが登場。ブランドの世界観に満たされた空間のなかで、トリートメントサービスを受けられるという。

フロアエスカレーター(久屋大通側)
フロアエスカレーター(大津通側)
リニューアル対象フロアに幅約5mの「ウォールミュージアム」を10か所設置
レストスペースを新たに設置するほか、ベビー休憩室の面積を2倍に拡大する