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IHG、軽井沢にゴルフコース・スキー場を備えるオールシーズンホテルを開業「ANA ホリデイ・インリゾート軽井沢」

2024年5月16日 発表

IHGホテルズ&リゾーツ マネージングディレクター 日本&マイクロネシア アビジェイ・サンディリア氏

 IHGホテルズ&リゾーツは5月16日、「ANA ホリデイ・インリゾート軽井沢」(群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢2032-16)を2025年初夏に開業することを発表した。

 国内で初めて鹿島建設と運営受託契約を締結して開業するもので(海外ではバンコクで実績あり)、鹿島が保有する既存の「プレジデントリゾート軽井沢」を改装のうえリブランドする。

 浅間山麓を望む立地で、軽井沢駅からはクルマで約40分。18ホールのゴルフコースと4つの斜面をもつスキー場を備えており、敷地面積は245万2214m2、延床面積は1万1430m2、客室はホテル棟100室、犬を同伴できるヴィラ2棟で構成する。付帯施設はレストラン、天然温泉、ジム、屋内プールなど。

 IHGは2006年にANAとジョイントベンチャー(IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社)を設立しており、国内で開業済みのホテルは47軒1万3731室で、今後さらに14軒2386室の開業を予定している。ANA ホリデイ・インリゾート軽井沢もその1つで、軽井沢エリアでは「ホテルインディゴ軽井沢」に続く2件目となる。

ANA ホリデイ・インリゾート軽井沢

 発表会で施設の概要を説明したIHGホテルズ&リゾーツ マネージングディレクター 日本&マイクロネシアのアビジェイ・サンディリア氏は、現在の日本のインバウンドの状況について、オーバーツーリズムの声もあるがフランスやドイツなどの年間6000万人、8000万人といった地域に比べれば、「訪日旅行市場は始まったばかり」であると表現し、為替の影響はありつつも「円安だから日本に来ているのではなく、日本自体に魅力がある」との考えを示した。

既存の47軒のうち15軒はコロナ禍の202年1月以降に開業しており、今後さらに14軒を開業予定
ANA ホリデイ・インリゾート軽井沢は2025年初夏に開業予定
日本で4件目の「ホリデイ・インリゾート」
客室は100室。さらに犬を同伴できるヴィラを2棟設ける