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全室温泉付きの「ホテルインディゴ箱根強羅」内覧会。IHG日本初進出ブランド
2020年3月6日 12:20
- 2020年1月24日 開業
- 2020年2月26日 内覧会
IHG(インターコンチネンタル ホテルズグループ)は1月24日、日本初進出ブランドとなる「ホテルインディゴ箱根強羅」を開業した。
ホテルインディゴ箱根強羅は、神奈川の強羅温泉に流れる早川沿いに建ち、全室で天然温泉の内風呂を利用できるプライベートな空間に、ベッドのボードアートや各所にちりばめられた寄木細工など、「箱根の伝統やローカルがモチーフとなったエレメントが共存する異次元空間」が特徴のブティックホテルだ。2月26日に開かれた内覧会をレポートする。
「ホテルインディゴ箱根強羅」概要
開業日: 2020年1月24日
所在地: 神奈川県足柄下郡箱根町木賀924-1
アクセス: 箱根登山鉄道 強羅駅から徒歩10分、箱根登山バス 宮城野橋バス停から徒歩2分、小田原駅西口からホテルインディゴ箱根強羅までシャトルバス運行(6時〜14時45分、18時〜22時の間に1時間1本)
チェックイン/チェックアウト: 15時/11時
客室数: 98室 ※全室プライベート温泉付き
TEL: 0460-83-8310(ホテル代表)、06-6347-1217(予約)
Webサイト: ホテルインディゴ箱根強羅
客室は、98室全室で天然温泉の内風呂が利用できるのが特徴。リバーサイドの部屋はスイートルームを含む80室で8割に及ぶ。スイートルームは、ベッドタイプが2室と畳タイプが2室で合計4室ある。各部屋のベッドのボードアートには、地元の老舗写真スタジオ「スタジオカフェ・シマ」とのコラボで作られた遊び心あふれるもの。
温泉の大浴場が変わっていて、水着着用の上での男女共用で、リラックスして楽しむというコンセプト。巨大なパノラマスクリーンに四季をモチーフにしたデジタルアートがゆっくりと動き、カウチも置かれている。すべての部屋に温泉風呂が付いているので、大浴場では別の趣向で楽しんで疲れをとってもらおうということだろう。そのため洗い場はない。なお、露天風呂はなくすべて屋内。水着の貸し出しも行なっている。日帰りで温泉施設のみの利用も可能(1000円、税別)。また、中庭には川を望む足湯カウンターが用意されていて、こちらでも温泉が楽しめる。
本格的なフルトリートメントメニューをそろえるスパ「The Spa by HARNN」も入る。「HARNN(ハーン)」は、タイ発のライフスタイルカンパニーで、特にフェイシャル、ボディ、ヘアケア商品は、自然なオリエンタルな香りでとても人気が高い。HARNNスパは、日本ではこのホテルインディゴ箱根強羅とANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパの2店のみの展開で希少性が高い。タイのスパやマッサージは、その施術を受けにタイに行くというほど人気がある。日本で本格的なタイのスパが体験できる。
内覧会でホテルインディゴ箱根強羅 総支配人 ポール・ツジ氏から、「ホテルインディゴ箱根強羅は、箱根の強羅温泉という自然に囲まれたロケーションにあります。レストランの天井には寄木細工のデザインが施され、壁には浮世絵をモチーフにしています。ベッドのボードアートには、面白い仕掛けが隠されています。夏には裏山でホタルを見ることができます。レセプションカウンターには、ホタルをモチーフにしたアートを飾っています。さまざまな仕掛けをぜひ見てみてください。ホテルインディゴはライフスタイルブランドになり、随所にモダンなイメージを含ませています。デジタルサイネージを使い箱根の四季を楽しめるようにもしています。食事と飲み物には、地元で採れた食材を多く使っています。ぜひ、ホテルインディゴ箱根強羅を楽しんでいただければと思います」とあいさつがあった。
レストラン&バーは、1階エントランスを入った奥の川沿いにあり、オープンキッチンも擁して88席がある。また奥側は仕切って30人の個室としても利用できるようになっている。天井には寄木細工のデザインが施され、壁に浮世絵をモチーフにした大きな壁画が描かれている。オープンキッチンには、薪を使ったオーブンがあり、肉や魚の料理やパンなど、さまざまなオーブン料理に利用される。