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渋谷らしいアートとレコードに彩られた「ホテルインディゴ東京渋谷」8月29日開業。渋谷カルチャー好きにはたまらない施設内を見てきた

2023年8月29日 開業

国内では4軒目、首都圏では初のホテルインディゴとしてオープンする「ホテルインディゴ東京渋谷」

 渋谷駅から徒歩5分の人気エリアにオープンした大規模複合施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」。その上層階にある「ホテルインディゴ東京渋谷」が8月29日に開業する。オープンに先立ち、施設の一部が報道公開されたので紹介しよう。

「ホテルインディゴ」は、IHGホテルズ&リゾーツが手掛ける数多くのホテルブランドのなかで、ライフスタイル・ブティックホテルとして位置付けられている。

 その街の個性と土地ならではの歴史やカルチャーを、デザインやアートなどで利用客に提供し、体験を通して土地にある「ネイバーフッドストーリー」を届けるのがコンセプトだ。ホテルインディゴ東京渋谷は国内では4軒目のインディゴブランドで、首都圏では初となる。

文化村通りから見た写真
道玄坂小路から見た写真

部屋には8枚のレコードが飾ってあり、聴くこともできる

 ホテルは12階にロビーがあり、13階から28階までが客室になっている。客室数は合計272室で、1クイーンベッドのスタンダードルームから、高層階でバスタブも備えた部屋など、ニーズに合わせたさまざまなタイプを用意している。

 今回は部屋の内覧はできなかったが、各部屋には渋谷らしい文化を体現できるようになっているそうだ。その一つに、調度品としてレコードが各部屋に8枚ディスプレイされている。ほど近い宇田川町はレコードの街として最盛期には200店のレコードショップが軒を連ね、レコードの聖地として認知されていたのが背景にある。

 そして驚くのは、レコードプレーヤーの貸し出しも行なっており、見るだけでなく、実際に聴くことも可能であるとのことだ。そして、各部屋にはハチ公がデザインされた隠れアートも展示しているそうなので、宿泊した際はこちらも探してもらいたいとスタッフは説明した。

12階のホテルロビー
ロビーから見た渋谷駅方面。高階層ならさらに素晴らしい眺望だと予想できる
このようにアートがズラリと並んでいるので、歩いているだけでも楽しい
12階にはジムを併設する
プレミアムルームキングベッド コーナールーム 高層階(写真提供:ホテルインディゴ東京渋谷)
プレミアムルームキングベッド スクランブルビューバスタブ付き 高層階(写真提供:ホテルインディゴ東京渋谷)
プレミアムルームツインベッド バスタブ付き(写真提供:ホテルインディゴ東京渋谷)
レコードを聴く楽しみも用意している(写真提供:ホテルインディゴ東京渋谷)
ネオンがきらめく渋谷らしい夜景(写真提供:ホテルインディゴ東京渋谷)

まるでアートギャラリーのようなレストラン

 ロビー下の11階には、レストラン「Gallery 11」がある。こちらの店内もアートをふんだんに展示しており、テーブル席ではギャラリーのなかで食事している雰囲気が楽しめる。

 提供するメニューは日本料理からインスピレーションを受けた多国籍料理で、オープンキッチン前のおまかせカウンターでは特別メニューも用意するそうだ。このほか、こだわりのカクテルが楽しめるバーラウンジも用意している。そして、屋外には60席あるテラスもあり、渋谷の街を眺めながら料理やお酒を楽しめるようになっている。こちらのレストランは宿泊客だけでなく、一般客も利用できる。

Gallery 11の店内(写真提供:ホテルインディゴ東京渋谷)
まるでレコード店のようなスペース(写真提供:ホテルインディゴ東京渋谷)
オープンキッチン前のおまかせカウンター(写真提供:ホテルインディゴ東京渋谷)
バリエーション豊かなテイストを用意している(写真提供:ホテルインディゴ東京渋谷)
開放感あふれるテラス席(写真提供:ホテルインディゴ東京渋谷)

ふらりと立ち寄れるカフェ「Shibrewya(しぶるや)」

 ホテルのメインエントランスは3階に設けられており、その隣にはネイバーフッドカフェ「Shibrewya(しぶるや)」がある。道玄坂小路に面し、ローカルゲストにも開かれたカフェでは、ホテルオリジナルブレンドのスペシャルティコーヒー「HITS」やワッフルを楽しめる。

Shibrewyaの店内(写真提供:ホテルインディゴ東京渋谷)