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渋谷らしいアートとレコードに彩られた「ホテルインディゴ東京渋谷」8月29日開業。渋谷カルチャー好きにはたまらない施設内を見てきた
2023年8月24日 19:18
- 2023年8月29日 開業
渋谷駅から徒歩5分の人気エリアにオープンした大規模複合施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」。その上層階にある「ホテルインディゴ東京渋谷」が8月29日に開業する。オープンに先立ち、施設の一部が報道公開されたので紹介しよう。
「ホテルインディゴ」は、IHGホテルズ&リゾーツが手掛ける数多くのホテルブランドのなかで、ライフスタイル・ブティックホテルとして位置付けられている。
その街の個性と土地ならではの歴史やカルチャーを、デザインやアートなどで利用客に提供し、体験を通して土地にある「ネイバーフッドストーリー」を届けるのがコンセプトだ。ホテルインディゴ東京渋谷は国内では4軒目のインディゴブランドで、首都圏では初となる。
部屋には8枚のレコードが飾ってあり、聴くこともできる
ホテルは12階にロビーがあり、13階から28階までが客室になっている。客室数は合計272室で、1クイーンベッドのスタンダードルームから、高層階でバスタブも備えた部屋など、ニーズに合わせたさまざまなタイプを用意している。
今回は部屋の内覧はできなかったが、各部屋には渋谷らしい文化を体現できるようになっているそうだ。その一つに、調度品としてレコードが各部屋に8枚ディスプレイされている。ほど近い宇田川町はレコードの街として最盛期には200店のレコードショップが軒を連ね、レコードの聖地として認知されていたのが背景にある。
そして驚くのは、レコードプレーヤーの貸し出しも行なっており、見るだけでなく、実際に聴くことも可能であるとのことだ。そして、各部屋にはハチ公がデザインされた隠れアートも展示しているそうなので、宿泊した際はこちらも探してもらいたいとスタッフは説明した。
まるでアートギャラリーのようなレストラン
ロビー下の11階には、レストラン「Gallery 11」がある。こちらの店内もアートをふんだんに展示しており、テーブル席ではギャラリーのなかで食事している雰囲気が楽しめる。
提供するメニューは日本料理からインスピレーションを受けた多国籍料理で、オープンキッチン前のおまかせカウンターでは特別メニューも用意するそうだ。このほか、こだわりのカクテルが楽しめるバーラウンジも用意している。そして、屋外には60席あるテラスもあり、渋谷の街を眺めながら料理やお酒を楽しめるようになっている。こちらのレストランは宿泊客だけでなく、一般客も利用できる。