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ANA、国内線にボーイング 787-10投入。ウイーンほか欧州路線を再開・順次就航へ

2024年度のグループ航空輸送事業計画

2024年1月23日 発表

ANAが2024年度のグループ航空輸送事業計画を発表

 ANAは1月23日、2024年度のグループ航空輸送事業計画を発表した。

 新ブランドのAirJapan(エアージャパン)が2月9日に新規就航するため、2024年度からはANA、ピーチ、AirJapanのグループ3ブランドによる運航が本格化する。

 国内線では、P&W製エンジン「PW1100G-JM」の点検が順次完了し、7月下旬にはほぼ全便運航となる。また、ANAがボーイング 787-10型機を受領して主要路線に投入していくほか、ピーチは成田/関空~新千歳線、成田~那覇線の増便を行なう。

 一方国際線は、好調な欧州路線を強化。8月に羽田~ウイーン線を再開するほか、コロナ禍に就航を見合わせていた羽田~ミラノ線、羽田~ストックホルム線、羽田~イスタンブール線を下期に改めて新規開設する。さらに、羽田~ミュンヘン線、羽田~パリ線は7月から毎日運航のため増便を行なう。

 アジア方面では、羽田~北京線と羽田~上海(浦東)線を3月31日から1日2往復に、成田~香港線は4月16日から再開。また、AirJapanが2号機を受領するため、成田~バンコク線は4月30日から毎日運航になる。

ANAのボーイング 787-10型機(国際線仕様)