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東急、ほぼ全駅でクレカのタッチ機能・QRコードによる乗車が可能に。乗車券の事前購入が必要

おでかけ施設とフリーパスのセット商品も発売

2024年1月19日 発表

クレジットカードのタッチ機能とQRコードに対応した改札機

 東急電鉄は、クレジットカードのタッチ機能とQRコードを活用した乗車サービスに関する実証実験をこどもの国線で1月19日に開始した。

 2023年から田園都市線・東横線・目黒線・大井町線・池上線・東急多摩川線や東急新横浜線新綱島駅でも実施しており、2024年度上期には世田谷線の車両または改札窓口に対応機器を設置予定。

 また、2024年度内に東急新横浜線新横浜駅も対応予定で、これによって東急線の全駅でクレジットカードのタッチ機能やQRコードによる乗車が可能となる。

対応改札機の設置路線・駅(世田谷線は車両または改札窓口で2024年度上期に対応予定)

 なお乗車券は、デジタルチケットサービス「Q SKIP」の販売サイトで事前に購入する必要がある。後払いの乗車サービスについても、2024年春以降の実施に向けて検討しているという。

「Q SKIP」では、対象の1日乗車券が駅よりもお得な価格で購入できるほか、限定商品として「池上線・東急多摩川線ワンデーパス」を販売している。

 また、伊豆急行線が対象の「河津桜パーク&トレインフリーきっぷ」や、沿線施設の利用チケットと乗車券がセットになったデジタルチケットを1月30日から取り扱う。

「Q SKIP」で販売している商品
「Q SKIP」で販売予定の商品
デジタルチケットの使用イメージ