東急電鉄、クレカタッチ決済での乗車がきっぷ購入なしで利用可能に

タッチ決済での後払い乗車が可能に

　東急電鉄は、クレジットカードのタッチ決済による乗車サービスについて、5月15日から後払いでの乗車の実証実験を行なう。

　これまでタッチ機能で乗車する場合は事前にデジタルチケット（企画乗車券）を購入する必要があったが、実証実験の開始後はチケットを購入することなく、普通運賃で利用することも可能になる。利用履歴は、Webサイト「Q-move」から確認できる。

　対象のブランドはVisa、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、ディスカバー、銀聯の6つで、今後Mastercardも追加する予定。また、TOKYU CARDで乗車した場合は乗車金額に対し3％のTOKYU POINTを加算する。

　開始時点で対象となるのは、世田谷線を除く東急電鉄の全駅。世田谷線は2024年度内に読取機器を整備予定としている。各駅ではカードまたはカードを設定したスマートフォンを自動改札機にタッチすることで利用できるが、新横浜駅のみ改札機が未整備となっており（2024年度内に設置予定）、当面は改札窓口に設けた読取機器にタッチすることになる。

専用改札機

タッチする箇所

「Q-move」の画面イメージ