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北海道エアシステムのATR 42-600全4機が丘珠空港に集結! 根室中標津と秋田に本日就航

2023年10月29日 実施

HACのATR 42-600全4機が揃った

 北海道エアシステムは10月29日、保有するATR 42-600全4機で丘珠空港(札幌)で並べて公開した。

 同社は以前運用していたSAAB 340B型機(当時3機)を2020年4月から順次更新しており、2021年4月に2号機、同11月に3号機、2023年10月に4号機の運航をそれぞれ開始している。

 36席だったSAABに対して、ATRは胴体直径が太くなったことで48席に増えており、座席上の手荷物収納棚もスペースが拡大している。主翼が機体の上側にあることで機窓の景色をより楽しめるようになったことも大きな特徴だろう。同社は発注時の機材選定の決め手として、寒冷地での信頼性の高さも理由に挙げていた。

 4機体制になったことで、本日29日には丘珠~根室中標津線と丘珠~秋田線の新規就航も控えている。特に根室中標津空港は、JALグループの国内線としては2011年10月の利尻空港以来12年ぶりの新規就航となった。

HACのATR 42-600型機の4号機(登録記号:JA14HC)
1号機(JA11HC)
2号機(JA12HC)
3号機(JA13HC)
4号機(JA14HC)