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道の駅隣接ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島東浦」さっそく行ってみた! 大阪湾一望のオーシャンビューも
2023年6月28日 12:26
- 2023年6月27日 開業
マリオット・インターナショナルは6月27日、「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島東浦」(兵庫県淡路市浦678-1)を淡路市浦に開業した。国内では26施設目、兵庫県内では4施設目、淡路島内では2022年12月にオープンした淡路島福良に続いて2施設目となる。
フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島東浦は神戸淡路鳴門自動車道(E28)東浦ICから5分程度の場所に位置し、神戸方面からはクルマで1時間ほどの場所にある。ホテル西側は「道の駅 東浦ターミナルパーク」、東側は日本の海水浴場88選にも選ばれた「浦県民サンビーチ」に面している。
建物は地上4階建て全87室を備え、フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルでは初となる3種類の客室タイプを新たに用意した。
今回新たに登場したのは、オーシャンビューの広い客室にバスタブ付きの浴室を備えたタイプ、ファミリーに対応したオーシャンビューの4シングルタイプ、オーシャンテラス付き(キング/ツイン)タイプの3種類。いずれも施設東側の海側に面し、窓やテラスからは大阪湾が一望できる。そのほかにもスタンダードツインルーム、スタンダードキングルームを備える。
宿泊プランは2種類で、1室2名利用1万5730円~(税・サービス料込)のプランに加えて、地域の特産物や名物料理を使用した「朝食ボックス付き」(要予約)で1万9730円~(税・サービス料込)のプランも販売する。
フェアフィールド・バイ・マリオットは、積水ハウスとホテルチェーン大手のマリオットが、2020年以降全国展開している「道の駅」に隣接した宿泊特化型のホテルで、施設内にレストランなどの飲食店はなく、飲食は近隣の道の駅や店舗を利用することで地域との共存を目指している。
元来ドライブの休憩場所・通過点としての道の駅に宿泊特化型ホテルを設置することで、「道の駅=旅の拠点」として新たに活用。ホテルですますことの多い食事や土産物の購入を、近隣の道の駅や地域のお店に依存することで、地域経済の活性化につなげることができるとしている。
今回オープンしたフェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫淡路島東浦も例外ではなく、ホテルは道の駅 東浦ターミナルパークに隣接し、施設内にレストランなどの飲食店はない。淡路島は食の宝庫と呼ばれ、明石海峡で獲れるタコやしらす、鰆などの海産物、糖度が高く柔らかいと評判の完熟玉ねぎ、旨味が凝縮された淡路ビーフなど、海の幸・山の幸に恵まれており、これらの素材を活かした飲食店が多数存在する。地域の名物を地域のお店で楽しむことこそが、フェアフィールド・バイ・マリオット道の駅ホテルの滞在の醍醐味だ。
また、ホテル周辺には淡路島の自然が育んだ観光スポットも充実している。ホテルに隣接する浦県民サンビーチでサマーリゾートを満喫することはもちろん、花の大パノラマが人気の「あわじ花さじき」、アニメ好きにはたまらない「ニジゲンノモリ」など見どころも多い。
オープニングセレモニーでは、積水ハウス 取締役専務執行役員の石井徹氏が、「日本各地で国内旅行者、インバウンド旅行者が戻り始めている。夏の観光シーズンを前に、今後一層、兵庫県そして淡路島の魅力を地域の皆さまと高めて観光誘客に尽力していきたい」と意気込んだ。
また、マリオット・インターナショナルを代表して日本&グアム担当エリアヴァイスプレジデントのカール・ハドソン氏が登壇し、「周辺の景観はもちろん、地域の方々の親しみやすさに感動した。日本の豊かな歴史や独自の文化、美味しい料理は世界中の旅行者を魅了し続けている。今後も進化を続け一生に一度の体験を求めるインバウンド旅行者にとって人気の旅先であり続けると確信している」と語った。