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EcoFlow、ポータブル冷蔵庫「GLACIER」とポータブルエアコン「WAVE 2」発売

2023年5月10日 発売

GLACIER

 EcoFlow Technology Japanは、ポータブル冷蔵庫「GLACIER(グレイシア)」と、ポータブルエアコンの新モデル「WAVE 2」を5月10日に発売する。4月26日からオンラインストアや家電量販店などで先行予約を受け付ける。

 GLACIERは、冷蔵機能と冷凍機能、製氷機能を搭載したポータブル冷蔵庫。23Lと15Lの貯蔵室はそれぞれ冷蔵・冷凍に切り替え可能で、Wi-Fi/Bluetooth経由でスマートフォンから温度設定が行なえる。製氷機能では、12分で18個の氷を作ることができる。

 バッテリーパック(3万3000円)の容量は298Whとなっており、冷蔵モードで約40時間、冷凍モードで約19時間、10回の製氷に対応する。バッテリーパックにはUSB Type-Cのポートが用意されており、スマートフォンなどを充電することも可能となっている。

 大きさは776×385×445mm、重さは23kgで、やや大きめのクーラボックスといったサイズ感となる。価格は12万4300円。

GLACIERの外観
コントローラー部
USB Type-Cのポート
製氷機能も搭載
仕切り板を外して貯蔵室をつなげて使うことも可能

 WAVE 2は、冷房専用だった前モデルを冷暖房対応に進化させ、さらに約20%コンパクト化した製品。10m2以下の空間温度を約5分で10℃下げる1500Wの冷却機能と、約5分で10℃上げる1800Wの暖房機能を搭載している。

WAVE 2

 本体下部に装着して使用できるバッテリーパック(11万円)の容量は1159Whで、最長8時間の運転が可能。省エネモード、おやすみモード、急速モードの3つのモードが搭載されており、こちらもスマートフォンからのリモート操作が可能となっている。バッテリーパックにはUSB Type-A、USB Type-Cのポートが用意されており、スマートフォンなどへの給電も行なえる。

 マーケティングディレクターの中井拓氏によれば、サイズが大きい、重い、排気の音が大きすぎる、冷却性能に満足できないといった前モデルのユーザーからのネガティブなフィードバックに耳を傾け、改善を図ったモデルとのこと。前モデルではR134aというカーエアコンで使用されている冷媒を使っていたが、新たに環境配慮型のR290を使用するなど、環境にも配慮しているという。

 価格は14万3000円で、バッテリーパックとのセットも24万5300円で販売される。

キャンプでの使用例
キャンピングカーへの設置イメージ
WAVE 2(左)とWAVE(右)
マーケティングディレクターの中井拓氏
国内での販売の予定はないが、芝刈り機の「BLADE」のデモも行なわれた