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フィリップスがZ世代向けに開発した電動シェーバー「5000Xシリーズ」

2023年2月8日 発売

フィリップス シェーバー 5000Xシリーズ

 フィリップス・ジャパンは、Z世代に向けて開発した電動シェーバー「フィリップス シェーバー 5000Xシリーズ」を2月8日に発売する。同社の公式ストアやAmazon、大手家電量販店では2月1日から先行予約を受け付けている。Amazonでは1万2980円で販売されている。

 パーソナルヘルス事業部 事業部長の山田秀之氏によれば、5000Xシリーズは同社として初めて18歳~29歳の若者世代のニーズにあわせて開発した電動シェーバーとなる。同氏は、この世代の若者は、カミソリから電動シェーバーに移行する時期に差し掛かっており、思春期ニキビから大人ニキビへとシフトしたり、肌のべたつきや乾燥など、肌の悩みも多い世代だと指摘する。

 パーソナルヘルス事業部 コンシューマーマーケティング グループマネージャーの佐々木栄美氏によれば、この世代は、ヒゲが生え揃わず、細く薄いことも多く、同社で調査したところ、4割以上がカミソリを使用していた。また、30歳以上では深剃りへのニーズが最も高くなる一方、18歳~29歳では肌へのやさしさを求める声が最も大きくなったという。

パーソナルヘルス事業部 事業部長の山田秀之氏
パーソナルヘルス事業部 コンシューマーマーケティング グループマネージャーの佐々木栄美氏

 そんな中で登場した5000Xシリーズは、上位モデルにのみ搭載されていた「マイクロビーズコーティング」をヘッド部に採用することで、肌との摩擦を20%低減。さらに低アレルギー性のサージカルステンレス刃を採用し、肌荒れを抑える工夫を施している。

 このほか360度可動する「360-Dフレックスヘッド」、毎分5万5000回のカットを実現する回転式の27枚刃を搭載することで、肌に密着して剃り残しを少なくしながら、素早く剃れるようになっている。

 さらに、同社としては初となる自立スタンドデザインを採用。一人暮らしのコンパクトな洗面所にも置きやすい設計となっている。

 また、付属の充電ケーブルはUSB Type-Aのポートを持つ市販のACアダプターに接続して使用できるようになっており、旅行の際の荷物を減らせるようになっている。佐々木氏は、「161gと軽量で、旅行や出張にも便利。電源ボタンを3秒押すことで誤動作しないようにロックをかけることもできる」と持ち運びにも配慮していることを紹介した。