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フィリップス、サッカー日本代表の「ブリーズマスク」5000個限定で発売
2021年10月5日 16:40
- 2021年10月5日 発売
フィリップス・ジャパンは10月5日、サッカー日本代表オフィシャルライセンス商品「フィリップス ブリーズマスク」を5000個限定で発売した。
フィリップス ブリーズマスクは、毎分41Lの空気を排出できる充電式電動ファンや花粉やウイルスなどをブロックする高性能フィルター、3Dデザインで顔にフィットするマウスカバーの3つのパーツで構成されるマスク。重さは約60gで、約2~3.5時間の連続使用が可能とされている。
今回は日本サッカー協会と昨年締結した協働契約の下、サムライブルーの愛称で親しまれるサッカー日本代表をイメージしたバージョンが数量限定で発売されることになった。青いマウスカバーをベースに、電動ファンの輪郭を赤いラインで囲んだデザインとなっており、電動ファンの上に貼り付けてカスタマイズできる9種類の専用ステッカーが付属する。価格は1万2540円(別売の交換用マスクフィルターは5枚入りで1595円、交換は2~3週間に1回が目安)。
10月5日に都内で開催された発表会において、同社 代表取締役社長の堤浩幸氏は、昨年11月に国内で発売されたブリーズマスクは、アジア・ヨーロッパを中心に9か国で展開するようになり、累計で15万台以上を出荷してきたという実績を紹介。同社が重点目標の1つに掲げる「スポーツヘルス」カテゴリーの製品として、サッカーファンをはじめとする消費者の健康をサポートしていきたいと語った。
発表会には、元日本代表の中澤佑二氏が特別ゲストとして登場。発表会への出席が決まってからしばらく同製品を使用しているという中澤氏は、「想像以上にいい。重く見えるかもしれないが、実際はそこまでの重さは感じない。掃除や犬の散歩などでも使ったが、マスクの中で汗をかくことがない。サングラスをかけることもよくあるが、このマスクのおかげで曇らない」と、その魅力を伝えた。
話の流れでブリーズマスクをつけたままリフティングに挑戦することになった中澤氏だが、1回目のチャレンジでは早々に落球。2回目でプロらしいテクニックを披露したものの、「皆さんの視線以外は快適だった。動いても髪は乱れるがマスクは乱れない」と話し、会場の笑いを誘った。
コロナ禍でサッカーファンはどう応援すべきかを問われた中澤氏は、「ルールをしっかりと守ることが大事。一人破る人が出てくると、それが選手にも影響する。応援するとサポーターは熱くなるが、(ブリーズマスクは)蒸れなくていい。熱くなって鼻マスクになることもない」と述べ、応援時の使用を推奨。ラクロスの指導者として活動する同氏だけに「ラクロスの応援もお願いしたい」とアピールすることも忘れなかった。
今回はサッカーがテーマになっているが、堤氏は、他のスポーツについても「機会があれば検討していきたい」と語る。また、現状ではマスクとしての単機能の商品となっているが、ウェアラブルデバイスとしてさまざまな機能を追加していくことについては、「機能を追加することで使用時間が短くなったり重くなったりしてはダメだが、皆さんからの声を聞いて、一つ一つ検討していきたい」としている。