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JAL、2023年度の国内線基本便数計画。沖縄などの観光需要に大型機材を活用

ボーイング 777-200/200ERは全機退役へ

2023年1月17日 発表

JALは2023年度国内線基本便数計画を決定した

 JALグループは、2023年度国内線の基本便数計画を決定した。

 羽田発着路線について、羽田~那覇線、夏季繁忙期は羽田~石垣線を増便する。伊丹発着路線については、伊丹~青森線、福岡線、夏季繁忙期は伊丹~新千歳線を増便する。なおHAC(北海道エアシステム)では、4号機目となるATR 42-600型機を10月中に投入する予定。

 JTA(日本トランスオーシャン航空)の関空~宮古線では、これまで実施していた季節運航から通年運航に変更する。また羽田~小松、岡山線の一部の便で、JALとの共同引受による運航を開始する。RAC(琉球エアーコミューター)では、石垣~与那国線、夏季繁忙期は那覇~与論線を増便する。

 2022年度冬季に開始した消費燃料削減のための取り組みである一部便での運航時間延伸も、引き続き実施する。

 なお、2002年8月に運航を開始したボーイング 777-200ER型機が2023年度上期中に退役する。これにより、1996年4月~2021年3月に運航したボーイング 777-200ER型機を含め、27年間にわたり活躍してきた同社のボーイング 777-200/200ER型機は全機退役となる。今後は省燃費かつ低騒音のエアバス A350-900型機の運航を通して環境負荷低減を図る。

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運休・減便