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JAL、夏のハワイ線はホノルル&コナ。A350-1000型機も羽田~NYにいよいよ投入へ

国際線路線便数計画

2023年1月31日 発表

エアバス A350-1000型機

 JALは、2023年度夏期の国際線路線便数計画を決定した。

 国際線では、コロナ禍からの各国の水際制限緩和などの環境変化を踏まえ、2022年度冬期計画から旅客便の供給量を拡大する。特に羽田路線は、ニューヨーク線の2便目を新規就航するほか、シンガポール線を毎日2便運航に、マニラ線を毎日運航に増便する。これにより、羽田路線の運航便数はコロナ前の約1.5倍となる。成田路線では、第3国への乗り継ぎ利便性を配慮した路線を維持しつつ、グループLCC3社も合わせた北米・アジア・中国とのネットワーク強化を目指す。

 また夏休み期間には、羽田・成田・関空・セントレアからのホノルル線に加え、成田~コナ線を運航する。ゴールデンウィークや夏休み期間には、成田~グアム線も運航するなど、レジャーでの渡航需要に対応する。なお、香港・台北・ソウル以外の東アジア路線は調整を進めている。

 2023年冬期ダイヤ中には、新たなフラグシップ機材エアバス A350-1000型機を羽田~ニューヨーク線に投入する。従来機に比べてCO2排出量が削減され、騒音も低減される見込み。投入を機に客室仕様も一新する。

 ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港では、5月28日に従来の「ターミナル1」から「ターミナル8」に移転する。これにより、アメリカ国内と中南米各都市を結ぶアメリカン航空便との乗り継ぎ時間が短縮される。

 さらに、羽田空港では、春に国際線サクララウンジを拡張オープンする。

ジョン・F・ケネディ国際空港でターミナルを移転
羽田空港の国際線サクララウンジを拡張オープン