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青森県でEVを活用した社会実験「グリスロで楽しむ奥入瀬渓流ネイチャーツアー」開始

2022年9月~2023年1月 実施

電気自動車を活用した社会実験「グリスロで楽しむ奥入瀬渓流ネイチャーツアー」実施

 奥入瀬自然観光資源研究会は、時速20kmで走る少人数電気バス“グリーンスローモビリティ”を活用した「グリスロで楽しむ奥入瀬渓流ネイチャーツアー」を実施する。

 十和田八幡平国立公園にある奥入瀬渓流(青森県十和田市奥瀬60)では現在、国土交通省においてその奥入瀬渓流(国道102号)を迂回するためのトンネル工事「青ブナ山バイパス事業」が進められている。

 本ツアーは、この青ブナ山バイパス完成後を見据えた交通体系検討の基礎資料とするために官民連携の社会実験として実施。ネイチャーガイドがグリスロに同乗して主要な景勝地や滝などのフォトスポットを巡り、渓流の樹木やコケの観察を楽しむという。概要は下記のとおり。

ツアー概要

催行日: 2022年9月、10月、11月、2023年1月の指定日
所要時間: 約2時間(9時30分~11時30分/13時~15時)
往復区間: 奥入瀬渓流館~雲井の滝(石ケ戸/雲井の滝で途中離脱も可能)
集合場所: 奥入瀬渓流館(青森県十和田市奥瀬栃久保183
ツアー代金: 無料(別途、傷害保険料・マップ代として実費相当500円)
参加方法: 公式Webサイトより事前申込(当日空きがある場合は、奥入瀬渓流館のネイチャーガイドカウンターにて申込可能)
定員: 6人

グリスロは時速20kmでゆっくりと走る静穏バス。周囲は透明ガラスで視界が広く、足元まで奥入瀬の森を感じられる
景勝地や観察スポットではフィールドに降りて、ガイドと一緒に奥入瀬の自然を楽しむ
奥入瀬渓流館~雲井の滝間を往復する約2時間のトレッキングバスツアー