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スカイマーク、機内までこだわりデザインのピカチュウジェット2号機を投入! 今度はホエルオーが主役で海をイメージしたブルーの機体
2022年5月31日 19:30
- 2022年5月30日 就航
スカイマークは5月30日、特別塗装機「ピカチュウジェット BC2」(2号機)を就航した。機材はボーイング 737-800型機(登録記号:JA73NG)で、那覇(沖縄)と下地島(宮古)発着路線を中心に運航する。運航期間は約5年間の予定。
2021年6月から運航している「ピカチュウジェット BC1」(1号機)はこれまで約15万人の乗客を各地に運んでおり、2号機が加わることでより多くの利用客がピカチュウジェットに搭乗できるようになった。
ピカチュウジェット BC2の初フライトは羽田~那覇線のSKY519便(羽田15時35分発)で、フライト前は格納庫にて報道向けにその姿を披露した。1号機はその名のとおり、ピカチュウを前面に押し出したデザインで、カラーも全面イエローの目立つ機体であったが、2号機の主役はホエルオーで、海をイメージしたブルーの機体になっている。そして、ピカチュウ、シェイミ、コイキング、サニーゴたちが機体側面ににぎやかに描かれている。そのほかにも隠れキャラとして、機体の底面にタッツーとヨワシが描かれているなど遊び心がいっぱいだ。
お披露目のあとは出発整備を行ない、15時57分にSKY519便として那覇に向けて飛び立った。ピカチュウジェット BC2の初フライトを楽しみにしていた人や、新型コロナウイルスの感染者数が以前より減っている現状もあって、この日の便はほぼ満席状態となった。
出発前の機内アナウンスにおいてもピカチュウが「ピカピカ、ピーカー……」(訳:皆さんと空を旅するのを楽しみにしているよ)とごあいさつ。離陸後の機内ではオリジナルデザインのキットカットが配られ、ドリンクの紙コップも特別仕様のものが使われていた。
もちろん、CA(客室乗務員)が着用するエプロンなどにもポケモンのデザインが施されているものだ。子供には塗り絵などのプレゼントが用意されていた。ほか、「ピカチュウジェットBC2記念メダル」「ピカチュウジェットBC2ミニポーチ」の機内販売も行なっていた。
そして、那覇空港のスカイマークのランプ周辺では、ポケモン仕様のトラクターやトーイングカーも稼働しているので、出発や到着時にはぜひとも外にも目を向けてもらいたい。ポケモンの力で航空業界や旅行業界を元気にしたいという「そらとぶピカチュウプロジェクト」の心意気が伝わってくるはずだ。
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