風船を付けたそらとぶピカチュウがテイクオフ！　スクートのピカチュウジェットTRが就航

スクートが「ピカチュウジェットTR」を就航した

　スクートは9月9日、「ピカチュウジェットTR」を就航した。機材は375席のボーイング 787-9型機で、初便はシンガポール発のTR808便。折り返し成田発のTR809便を対象にゲート前で式典や記念品の配布などを実施した。

　ピカチュウジェットは株式会社ポケモンと航空会社の提携で実現している「そらとぶピカチュウプロジェクト」の一環で、すでにスカイマークが1・2号機を運航しているが、LCCが本取り組みに参画するのは初めて。

　機体は白をベースにピカチュウ・ピチュー・シェイミ・コダック・ラプラス・セレビィ・メガニウムを描いており、周囲に花びらの舞い飛ぶ賑やかで鮮やかなデザインになっている。また、機内でも手荷物を収納するオーバーヘッドコンパートメントや座席のヘッドレストカバー、サービスに利用する紙コップ・テーブルナプキンなどにもポケモンをあしらっている。

　ゲート前ではパイロット衣装に身を包んだピカチュウが搭乗客との記念撮影などに応じたほか、ランヤードストラップ付きのカードホルダーとクリアファイルの記念品の配布を行なった。

　なお、事前予約が可能な次回のシンガポール～成田線（TR808/809便）は10月19日を予定しており、運賃は片道1万7050円～。

シンガポール発のTR808便が成田に到着

クルーとピカチュウを交えた記念撮影

初便利用者向けの記念品

折り返しシンガポールへ向かう成田発のTR809便

機体の両側面には、ピカチュウとピチューをはじめ、楽しげなシェイミ・コダック・ラプラス・セレビィ・メガニウムを描いた

ピカチュウとピチュー（左側面のみ）は風船を体にくくりつけており、まさに「そらとぶピカチュウプロジェクト」な絵柄

細かいところ（L1ドア脇のピカチュウやエンジンナセル裏側のピチューなど）にもポケモン要素を散りばめており、デザインのこだわりを感じる作り

プッシュバックが始まる

TR809便は200名（＋幼児1名）の乗客を乗せて10時23分に出発した