JR東日本とドコモ、山手線で混雑回避を促すメッセージ配信。行動変容を促す実証実験

JR東日本とドコモは山手線で混雑回避を促すメッセージを配信する実証実験を行なう

　JR東日本とNTTドコモ、NTTは、鉄道の利用客に混雑を避ける行動を促す技術の実証実験を1月24日に開始する。

　新型コロナウイルスの感染拡大により密集や混雑を回避する新しい生活様式の実践が求められるなか、行動変容促進技術の有効性を検証。同実験では、モニターとして募ったJR山手線の利用客を対象に、それぞれの心理的特性に応じた働きかけを行なう。スマートフォンにメッセージを配信することで、徒歩や自転車などの代替移動手段の利用を促す。

　メッセージは、ドコモが提供する「dポイントクラブ」アプリで参加者に配信する。参加者はアプリ上でメッセージ内容を確認し、メッセージに応じた行動変容の有無を回答する。これにより、参加者ごとの特性に合わせたメッセージの配信による行動変容促進効果の分析が可能となる。