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首都高とドコモ、大小2種類のドローンで橋梁点検手法を確立。足場を組めない水上橋梁の点検効率化
2021年6月2日 06:00
- 2021年6月1日 発表
首都高技術とNTTドコモは6月1日、大型ドローンと小型ドローンを併用して、くまなく橋梁を点検する手法を確立したことを発表した。
都市高速道路における橋梁は、実効密集地帯かつ海上など離発着場所が限られる飛行環境のため、従来のドローンでは点検が困難だったが、両社は大型ドローンと小型ドローンを併用。
高精細カメラを搭載した大型ドローンが、あらかじめ決めたルートを自立飛行して、広範囲を効率的にスクリーニング。大型ドローンで入り込めない、橋の入り組んだ箇所は小型ドローンを利用して、外角から見えない場所を撮影する。
撮影した画像と映像は、NTTドコモのドローンプラットフォーム「docomo sky」で管理。画像と映像と場所を位置付けて確認することが可能で、異常箇所を効率よく把握できるようになるという。
本手法の確立で、足場を組みにくい橋梁点検において作業を効率化。今後急増することが見込まれる、定期点検前のスクリーニングでの活用を想定しているという。また、今後、さらなる運用向上にも取り組むとしている。