JR東日本、SuicaがなくてもQRコードで乗車できるサービスを2024年度以降導入。チケットレス化の一環として

JR東日本はSuicaがなくてもQRコードで乗車できるサービスを順次導入する

　JR東日本は、チケットレス化の新しい手段として、QRコードを利用した乗車サービスを提供する。2024年度下期に東北エリアに導入し、以降順次提供エリアを拡大していく。

「えきねっと」で乗車券類を予約・購入する際に「QR乗車」を選択し、購入後にえきねっとアプリに表示されるQRコードを自動改札機にかざすと、新幹線も在来線もチケットレスでシームレスに利用できる。Suicaがなくても駅の券売機や窓口を経由せずに乗車することが可能となる。

　システム構成としては、改札機が読み取ったQRチケット情報をもとにセンターサーバで乗車券類の有効判定を実施。12月に開始する自動改札機の老朽取替にあわせ、一部の通路にQRリーダーを搭載した新型自動改札機を設置する。なお、自動改札機が設置されていない駅では、乗客自身がアプリ上で利用開始・終了する方法が検討されている。