「鳥取砂丘」の東西をつなぐ自動運転の実証実験。車窓には観光地の映像を投影

「鳥取砂丘」エリアで自動運転の実証実験を行なう

　日ノ丸自動車と日本交通、麒麟のまち観光局、WILLERは、鳥取市の「鳥取砂丘」周辺の公道で、自動運転の実証実験を実施する。実施日は2月17日～20日・23日、3月1日・2日・4日～6日の計10日間。

　期間中、鳥取砂丘の東西をつなぐ片道約2kmを1日4往復運行する。車窓には特殊な加工を施し、砂丘や市内観光地の映像を投影する。

　前方約3m以内に障害物を検知した場合は、自動で緊急停止する。また、常にセーフティオペレーターが監視し、危険察知時はスムースに手動運転モードに切り替える。緊急時は、車内外のドアリリースレバー手動操作で解錠できるほか、緊急脱出ハンマーで窓ガラスを割って脱出できる。

　一般試乗モニターの募集は、2月1日から先着順で行なう予定。

運行ルート

車窓には砂丘や市内観光地の映像を投影

自動運転車両スペック

メーカー/車両名称： NAVYA SAS/ARMA
最高速度： 19km/h
車体寸法： 全長4770mm、全幅2100mm、全高2610mm
位置把握： RTK GNSS測位、LiDAR測位、オドメトリ
定員： 14名（着席7名、立席5名、セーフティオペレーター1名、補助員1名）
航続時間： 約9時間（エアコン使用時約5時間）
充電時間： 急速充電約5.5時間、通常充電約12.5時間