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鳥取県と鳥取市、鳥取砂丘の観光振興で連携協約締結を検討。西側エリアの一体的な整備・運営など

2021年9月8日 発表

鳥取県と鳥取市が、鳥取砂丘の観光振興などで連携協約締結を検討

 鳥取県の平井伸治知事は9月8日、記者会見のなかで鳥取砂丘の観光振興などについて、鳥取市との間で地方自治法に基づく連携協約締結の検討を開始したことを発表した。

 鳥取砂丘は、ビジターセンターや土産物店などが並ぶエントランス的役割を担っている東側エリア、こどもの国やキャンプ場、宿泊施設などが建つ西側エリアに大きく分けることができる。

 このうち、西側エリアでは、県の施設である「こどもの国キャンプ場」や、市の施設である「サイクリングターミナル」「柳茶屋キャンプ場」が分散して立地。また、今後、環境省や県がビジターセンター、休憩施設などの建設、多鯰ヶ池エリアでは市がリゾートホテルの誘致を進めている。

 これら西側エリアに分散する施設の効率的な運用や事業者の選定などで共同することで、コスト削減や民間活力の導入などを進め、来訪者の満足度向上につなげることをねらう。