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新名神 大津JCT(仮称)~城陽JCT・IC間は2024年度に暫定4車線開通へ。用地引き渡し未了や工事難航で遅れ

2021年12月27日 発表

新名神 大津JCT(仮称)~城陽JCT・IC間の開通予定を2023年度から2024年度に見直し

 NEXCO西日本(西日本高速道路)は12月27日、国土交通省や関係自治体らと「E1A 新名神高速道路(大津JCT(仮称)~城陽JCT・IC 間)連絡調整会議」を実施し、同区間の開通予定の見直しを発表した。

 2021年11月末時点で99%の用地が取得済みながら、2018年の台風21号や2020年7月の豪雨などで影響で移転先の造成/建築工事が難航していることで土地の引き渡しが未了となっている箇所が存在。工事着手は2023年3月以降になる見込みとなった。

 さらに、大津JCT付近の大戸川域内に位置する橋脚の基礎施工において湧き水が発生、止水対策工を追加したことで工事工程に遅れが発生。また、今後着手する区間においても大規模な土工工事が含まれている。

 これらを踏まえ、用地取得、土工工事が順調にした場合の開通予定を、従来の2023年度から2024年度に見直し。土工・橋梁工事等の促進を図りながら早期開通を目指すとしている。

工事進捗
工事工程の課題