東急×ブックオフ、忘れ物をリユース品として再流通する実証実験。不要品買取イベントも

「モノを捨てない」資源循環型まちづくりへの実証実験第1弾を実施する

　東急、東急電鉄、ブックオフグループホールディングス、ブックオフコーポレーションは、「モノを捨てない」資源循環型まちづくりへの実証実験を実施する。

　リユース・リサイクルに関するブックオフのノウハウを活用し、法的に保管期間の過ぎた東急線の忘れ物を、再流通・再資源化して、その環境負荷低減効果を検証するというもの。現状、年間約25t（2020年度実績）の忘れ物は持ち主が見つからず、廃棄物として処理している。実証実験の結果をもとに、鉄道施設以外の忘れ物などにも対象の拡大を検討する。なお、本実験の収益は、再生可能エネルギー100％で走行する世田谷線、SDGsトレインの電力購入などの環境配慮の取り組みに活用する。

　また、12月15日から約1か月間、武蔵小山駅直結のエトモ武蔵小山でブックオフによる不要品買取イベントを実施し、気軽に不要品の持ち込みや相談ができる環境の整備を行なう。

エトモ武蔵小山で不要品買取イベントを実施