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福井駅前の複合ビル着工。北陸新幹線開業による観光・ビジネス需要満たす施設へ。27階建てビルに「コートヤード・バイ・マリオット福井」開業予定
2021年10月27日 16:19
- 2021年10月27日 発表
長谷工不動産、阪急阪神不動産、マリモ、コスモスイニシアは10月27日、参加組合員として参画している「福井駅前電車通り北地区A街区第一種市街地再開発事業」で計画している複合ビルの建設に着工したことを発表した。
JR福井駅西口に地上27階/高さ約120mのホテル・オフィス棟と、地上28階/高さ約100mの住宅棟、駐車場棟で構成される複合施設を新設するもの。2024年夏の工事完了を目指す。
福井駅西側の同地区は戦災復興土地区画整理事業により都市基盤を整備したことから、建物の多くが老朽化。また、細分化した土地利用で建物が密集していることから、土地利用、防災、景観などに課題を抱えており、その課題を解決し、かつ北陸新幹線福井駅開業による観光や業務などの多様なニーズを充足するための宿泊、業務、地域交流施設などの都市機能の導入を図る。
1階ならびにホテル・オフィス棟の2階に商業施設、ホテル・オフィス棟の3~4階にカンファレンスホール、同2階/4階/14~27階にホテルが入居。ホテルは客室252室を備えるマリオット・インターナショナルの「コートヤード・バイ・マリオット福井」が出店を予定している(関連記事「『コートヤード・バイ・マリオット福井』、2023年開業予定」)。