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【旅を楽しく!東海道新幹線 駅弁だより】興福寺秘伝のごま味噌がポイント!「近畿味めぐり弁当」

連載 第10回

新大阪駅のお弁当売店「デリカステーション」の佐々木です。今回は「近畿味めぐり弁当」を紹介します

 こんにちは! JRCP(ジェイアール東海パッセンジャーズ)の佐々木と申します。私は新大阪駅のお弁当売店「デリカステーション」で販売業務を担当しています。連載第10回は「ご当地シリーズ」として、旅気分が味わえるオススメご当地弁当「近畿味めぐり弁当」を紹介します。

 このお弁当は「地産地消」をテーマに開発したもので、近江鶏を混ぜ込んだ近江米の「かやくご飯」、淡路産の玉葱が入った「近江牛メンチカツ」、さらには「丸茄子揚げ煮」や「紀州南高梅入り根菜醤油煮」と、“近畿味めぐり”な内容になっています。

 パッケージも表は観光名所の地図に、中面はお弁当に使用されているご当地食材の地図となっており、召し上がりながらお楽しみいただけます。

近畿を味で旅する「近畿味めぐり弁当」
「近畿味めぐり弁当」はパッケージで具材の出身地が分かるようになっています

 私が特にオススメするのが、小袋で付いてくる「ごまみそだれ」。なんと奈良県・興福寺の秘伝レシピを再現した「ごま味噌」なんです! 大根や丸茄子ととても合うので、家庭用に一般販売してほしいくらいの美味しさです(残念ながら販売されておりません……)。以前、興福寺とコラボレーションした「心(こころ)」というお弁当を販売したことがあり、そのご縁から「ごま味噌」を使わせていただいているんです。

「ごま味噌」が本当に美味しくて美味しくて……

 第8回では東京の「日本橋 幕之内」、第9回では名古屋の「なごや満載」、そして今回は大阪の「近畿味めぐり弁当」と、ご当地シリーズを紹介してきました。皆さまはどのお弁当が気になりましたか? 駅にお立ち寄りの際には、地域の特徴を活かしたご当地弁当をぜひお手に取ってみてください。

近畿味めぐり弁当

近畿味めぐり弁当

発売日: 2009年10月15日
価格: 1000円
カロリー: 648kcal
主な具材: かやくご飯、メンチカツ、水菜と揚げのお浸し、筑前煮、出し巻き玉子、根菜醤油煮(紀州南高梅入り)、ぶなしめし白和え、大根の煮物と丸茄子の揚げ煮(ごまみそだれ付き)
購入可能箇所: 京都駅、新大阪駅の「デリカステーション」など弁当売店
Webサイト: 近畿味めぐり弁当