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国道20号 法雲寺橋に仮設歩道橋。歩車分離後に車道拡幅へ。2021年度内の本復旧目指す

2021年2月24日 発表

2019年東日本台風(台風19号)で被災した国道20号 法雲寺橋に仮設歩道橋が完成。2月26日12時に供用を開始する

 国土交通省 関東地方整備局 甲府河川国道事務所は2月24日、2019年東日本台風(台風19号)被災からの復旧作業を進める国道20号「方雲次橋」について、2月26日12時から仮設歩道橋を開通することを発表した。

 法雲寺橋は2019年東日本台風で橋脚沈下などの被害が発生したことから、現在は沈下した橋脚に盛土することで仮設桁を設置する応急復旧を行ない、車両、歩行者ともに、この仮設橋での通行を可能にしている。

 2月26日12時に開通するのは、現在の橋梁に隣接する位置に設置した仮設歩道橋で、歩行者と車両の通行を分離することで安全性を向上。また、歩道橋開通後には応急仮設橋の歩行空間を撤去し、3月3日早朝の供用開始を目途に車道幅員を現在の2.9mから3.25mに拡幅する。

 今回の工事で応急復旧は完了となり、今後は、下流側に新しい橋梁を建設する本復旧が進められる。本復旧は2021年度内の完成が予定されている。

位置図など
仮設歩道橋の開通と、車道幅員の拡幅について