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JR東日本、2021年春のダイヤ改正~平日の繰り上げ終電時刻も発表
2020年12月19日 09:52
- 2020年12月18日 発表
JR東日本(東日本旅客鉄道)は、2021年3月13日のダイヤ改正の詳細を発表した。今回のダイヤ改正では、新幹線や東海道線の利便性向上や東京100km圏での終電時刻の繰り上げなどが実施される。
新幹線では、上野駅~大宮駅間で最高速度130km/h運転を実施。東京から各方面への所要時間が1分ほど短縮される。上越新幹線にはE7系が追加投入される。2021年秋ごろにはE7系がさらに追加投入され、オール2階建てのE4系「Max」の運転が終了する予定。
在来線では、東海道線の特急「踊り子」をE257系のリニューアル車両に統一するとともに、一部列車の停車駅を変更する。特急「湘南」はE257系リニューアル車両で平日の通勤時間帯に上り10本、下り11本を運行。185系などで運行していた「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」の運行を取りやめる。
特急「踊り子」「湘南」については、普通車の全席で事前座席指定が可能となる。これに合わせてスマートフォンから指定席特急券を割引料金で購入できる「えきねっとチケットレスサービス」を同路線に導入。「湘南」は2月15日、「踊り子」は2月13日から予約できる。
すでに発表されている東京100km圏の主要路線での終電時刻の繰り上げについても、このタイミングで実施される。今回は平日の終電時刻が発表されており、土休日については1月中旬に発表される予定。また、新型コロナウイルスの影響により通勤客が減少していることから、全体的に利用状況に応じた運転本数の見直しが実施される。
このほか、内房線の木更津駅~安房鴨川駅間、外房線の上総一ノ宮駅~安房鴨川駅間、成田・鹿島線の成田駅~鹿島神宮駅間にE131系新型車両を導入。奥羽本線の秋田駅~土崎駅間に「泉外旭川駅」(秋田県秋田市)を開業する。