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日本気象協会がバーチャルキャスター起用、NEXCO中日本のSAで気象情報配信

2020年12月21日 スタート

バーチャルキャスターの「沢村碧」がサービスエリアで気象情報を伝える

 日本気象協会は、NEXCO中日本(中日本高速道路)東京支社エリアのサービスエリア(SA)に設置しているデジタルサイネージで、バーチャルキャスターの「沢村碧(さわむら みどり)」が出演する天気予報動画の提供を開始した。

 今回の取り組みでは、バーチャルキャスターが高速道路上の天気を伝えるほか、地震などの災害時や台風、大雪などの荒天が予想される際に、緊急性の高い臨時情報を迅速に作成し、放映する。

 従来、臨時情報を配信する場合は、動画に出演するキャスターがスタジオに出向いて撮影する必要があり、制作にあたってコストと時間を要していた。今回のコンテンツでは、バーチャルキャスターを活用することで、効率化と少人化を図り、フルリモートワークで制作から放映までが行なえる。

 デジタルサイネージで提供されるコンテンツは、ドライバー向けの道路・気象情報サイト「ドラキャス ~driving weather forecast~」でも放映される予定。

荒天時の臨時情報のイメージ